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Circular economy & accounting

廃棄物・在庫・コストを、循環経済の意思決定へどうつなぐか。

循環型ビジネスへの移行が、企業のコスト構造、収益、在庫、管理会計や評価指標に与える影響を分析します。

サーキュラーエコノミーと会計

資源循環は、環境負荷の低減だけでなく、調達、生産、在庫、販売、廃棄にまたがる経済的な調整です。本研究では、廃棄物や在庫のデータを企業のコスト構造と結びつけ、循環への移行がどこに便益と負担を生むのかを分析します。

環境指標を単独で評価するのではなく、売上原価、販売管理費、在庫、収益性との関係を捉えることで、経営判断に使えるサーキュラーエコノミーの測定を目指しています。

公表済みの分析

廃棄物集約度と企業のコスト構造

日本の上場企業347社・3,668企業年(2005–2023年)
廃棄物集約度が1標準偏差高い場合のコスト比率の推定差売上原価比率は7.1パーセント高く、販売管理費比率は12.4パーセント低く、営業費用比率は1.0パーセント低いという推定上の関連を示す横棒グラフです。0売上原価 / 売上高COGS+7.1%販売管理費 / 売上高SG&A-12.4%営業費用 / 売上高TOTAL-1.0%

廃棄物集約度(対数)が1標準偏差高い場合に観察される推定上の差。因果効果ではなく、他の条件を調整した関連を示します。

研究上の問い

  1. 01

    廃棄物や在庫の変化は、企業のコスト構造とどのように関係するのか。

  2. 02

    循環型ビジネスへの移行過程で、便益と調整コストはどこに現れるのか。

  3. 03

    環境指標と財務指標を、意思決定に有用な形でどう統合できるのか。

研究が目指すこと

  • 環境改善を単純なコスト削減とみなさず、費用項目間の再配分まで分析する。
  • 在庫を、将来の販売資産であると同時に潜在的な資源ロスとして捉える。
  • 循環性と経済性を同じ意思決定のなかで評価できる指標と分析枠組みを構築する。

方法とエビデンス

  • 01企業パネルデータ分析
  • 02コスト・在庫・廃棄データ
  • 03管理会計ケース
  • 04産業・国際比較
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